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テストボードV1

テストボードV1の概要

テストボードV1サムネイル

テキスト画面表示器のプログラムを作ったときに、 なにか動作させるボードが欲しいなぁと思って作ったテストボードです。正直、実用性は皆無です。

TINY2313を2つ搭載しており、1つはコントロール側CPU、もう一つはビデオ出力専用ICとして使っています。 コントロール側CPUとビデオ出力用ICの間はUARTで接続してあります。写真では、左がコントロール側CPU、 右がビデオ信号出力用ICです。

使い方

RCA端子が付いた方のICにテキスト画面表示器かスプライト表示器を書き込んで、コントロール側CPUには データ送信用プログラムを書き込みます。使い方は、テキスト画面表示器やスプライト表示器を参照して頂けば なんとなく見当つくと思います。

回路図

テストボードV1回路図

クリックすると拡大図が表示されます。

まずコントロールCPU側ですが、入力ボタン1個、LED4個が付いていて、UART出力(TXD)端子からは ビデオ出力ICに向かってUARTで接続しています。UART入力は使用していません。(プログラムを作成する際も、 このICのRXD端子は出力設定にして置いてください。オープン端子なので入力設定のまま放置すると発振して故障する恐れがあります)

テキスト画面表示器で使う場合はASCII文字コードや制御コードを1200bpsでやりとりします。 スプライト表示器を使用する場合は115.2kbpsでやりとりします。

なお、入力ボタンにはチャタリング防止のためのコンデンサと抵抗が組み込んであります。

次にビデオ出力用のICですが、UART端子(RXD)のほかに、2つの抵抗と1つのパスコンを通してRCA端子が出ています。 ここからビデオ信号の出力を行います。

発振子には20MHzのセラロックを使っています。

コメント

初めてAVRの工作をする私にとっては、いきなりビデオ信号の表示をするというとさすがに壁が分厚いと感じました。 で、まずはLEDピコピコ程度の実験もできる環境にしておいて、開発環境の稼動確認や書き込み機器、回路設計、プログラミングの考え方、 配線の半田不良やショート等を確かめる目的で、メインCPU側に4つのLEDと1個の入力をつけ、テストプログラムで実験しながら進めました。 後になって考えると、入力が1つしかないのが失敗だったなぁ…せめてもう一つあれば良かったのに…

テキスト表示やスプライトのテスト以外にはほとんど使い道ありません。

ダウンロード

テストボードV1用アーカイブ(クリックすると開きます)